- HOME
- 診療内容|武蔵境 北口 内科 スイング・ビル野崎クリニック
内科
一般内科です。当院では「総合内科」という言い方もします。
内科はあらゆる病気を診察します。
特に、メタボリック・シンドローム(内臓脂肪症候群)や生活習慣病(高血圧、糖尿病、高コレステロール血症や高中性脂肪血症、痛風など)の診断・治療・生活指導とご相談は時間をかけて行います。
インフルエンザや花粉症はよい薬や治療法が次々開発されており、迅速な治療をモットーにして診療しております。
慢性胃炎や胃潰瘍の原因となり、胃がんとの関連が濃いと言われているヘリコバクター・ピロリ菌が、胃の中に感染しているかどうかも調べることができます。胃カメラを使わない簡単な方法(尿素呼気試験)です。検査は2回風船を膨らませるだけ。所要時間は30分ほどです。ピロリ菌の感染が確認された方には殺菌(除菌)治療をいたします。1週間ほど制酸剤と抗生物質を飲むだけで終わる簡単な治療です。
アレルギー科
花粉症から膠原病まで
花粉症、アレルギー性鼻炎、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、アレルギー性結膜炎などのよく知られたアレルギーによっておこる病気を診察します。
また、膠原病・自己免疫疾患と呼ばれる病気、慢性関節リウマチなども診察します。
いつも、あるいは季節によって鼻がぐじゅぐじゅしたり、咽頭(のど)がずっと変な感じがしたりする方、せきがなかなか止まらない方、体のあちこちの関節が痛かったり、背中や腰、肩に痛みがある方もご相談ください。
花粉症の予防・緊急治療は迅速に行います。毎年春には多くの方が治療においでになります。
花粉症を引き起こす植物
※外部サイトが開きます
神経内科
神経内科は、脳や手足の神経の病気、筋肉の病気を扱う科です
症状として、しびれ、ふるえ、マヒ、痛みなどがある場合は、一度神経内科にご相談ください。
具体的な病気としては、脳卒中(脳出血・脳梗塞・クモ膜下出血など)の後遺症、パーキンソン病、神経痛(坐骨神経痛など)、頭痛(特に片頭痛)などを得意としています。
最近、当院では「リウマチ性多発筋痛」と呼ばれる筋肉の病気の患者さんを多く発見して、治療しています。これは、腰痛や足の痛み、肩や背中の筋肉の痛みが長く続くもので、比較的ご高齢に方に多い病気です。整形外科で「なんでもない」と言われたのに、痛みが引かない方はぜひご相談ください。
また、院長はパーキンソン病やアルツハイマー型認知症のお薬の開発に参加していたこともあり、この病気の治療に自信を持っております。
循環器内科
高血圧・不整脈・狭心症・心筋梗塞など、心臓や血管の病気を専門的に扱います
循環器の本体は、心臓と血管です。これに腎臓をも加えて考慮することもあります。酸素や糖などを全身のすみずみまで送り届けるのが循環器の役割ですから、その血液の流れにある程度の圧力(血圧)を与えることが必要で、そこに腎臓も大きく関わっているからです。
この心臓と血管のことを診て行くのが循環器内科という部門です。もちろん、循環器は体の中で独立孤立したものではなく、数ある臓器のひとつに過ぎません。脳や胃や肝臓や腸や四肢などとも密接な関係にあり、連携プレーを行っています。ですから循環器を診る、と言っても他の臓器のことを忘れてはなりません。循環器内科と名前はついていますが、これら他の臓器のことを忘れず無視せず、総合的に診て行く必要があります。
循環器の病気の症状の代表として「息苦しい」「どきどきする」「痛い」が挙げられます。
循環器の領域に限らず、症状と病気は必ずしも一対一で対応するわけではなく、そこが診断の難しいところではありますが、症状の組み合わせとその経過を知り、血圧や心拍数を測定し、聴診をし、その他簡単な検査をすることで9割方は正しい診断にたどり着きます。
循環器内科、また内科に限らず、クリニックと病院のどちらで診るべきであるか、病気の種類や重症度についての明確な線引きが存在するわけではありません。
最近の循環器救急医療により、重症狭心症や心筋梗塞の患者さんの多くが生存できる社会になって来ました。しかし、これは同時にこれらによって引き起こされる心不全と重症不整脈の管理の必要性の増大をも意味します。
直ちに入院が必要な状況ではないが頻繁な診察・検査が必要だ、という状況も増えて来ています。ところが現状では、病院での頻繁な受診は容易ではありません。ここに身近なクリニックでの循環器内科診療の存在意義があります。当院では、心不全・不整脈の管理の他、特に、心房細動から脳梗塞に至るリスクを回避するワーファリンの管理を行います。
また、当院での診療段階で今後の急変が予測される場合には、近隣の大規模医療施設への紹介受診も行います。
糖尿病内科
糖尿病の診断・治療・生活指導をします
受診されたその日に「血糖値とHBA1C」が分かります。
最近、健診や、他の病気の検査時に「血糖値が高い」方が多く発見されるようになりました。糖尿病は身近でとても多い病気です。
早期発見・早期治療で、進行を防ぎましょう!
糖尿病の問題点は、
1. 動脈硬化がすすみやすい。
糖尿病は、動脈硬化を引き起こす非常に重要な因子です。うまく管理できないと、同世代の中で、より早く脳卒中や心筋梗塞で倒れる可能性が高くなります。
2. 細かい血管が詰まりやすくなり、特徴的な合併症が起こりやすい。
糖尿病で血糖値が高いと、細かい血管が詰まりやすくなり、下記のような病気が起こります。
1 糖尿病網膜症:目(網膜)の血管がつまりやすくなり、眼の奥で出血が起こる。最終的には失明することもある。
2 糖尿病腎症:腎臓の血管が妨げられ、老廃物を排泄できなくなり、最終的には人工透析を必要とする。
3 末梢神経障害:手足(末梢)の神経機能が低下し、冷え、しびれを感じ、最終的には痛みを感じなくなり、そのことが原因で足が壊疽し、足の切断にいたることもある。
いずれの合併症も症状がほとんど無く、ある日突然合併症が襲ってくることが多いのです。ですから、症状がないから大丈夫ではなく、症状がないうちに早めに糖尿病の管理をして、合併症を発症させないようにするのが賢い糖尿病との付き合い方です。早期発見・早期治療が大切です。